2014年4月22日星期二

家族が「青瓦台」を目指して抗議行進

家族らは説明内容とかけ離れた現場の状況を「(当局は)うそをついている」と断定。また、責任をもって説明してくれる人がいないことや、状況室が設置され ていないことなどにも不満を訴え、「国民の皆さん、これが大韓民国の現実です」として、早急な捜索活動を促すための協力を求めた。

 さらに20日深夜には、体育館に集まっていた家族ら100人が、大統領官邸「青瓦台」を目指して抗議行進を始めたと、朝鮮日報が伝えている。結局、道路を封鎖する警察に阻まれて解散したが、騒動は8時間も続いたそうだ。

 21日午前時点で、死者は64人、行方不明者は238人になった。現場海域では米無人潜水艇や捜索ロボットが投入されたほか、誘導ロープの設置により潜 水士による船内の捜索も本格化した。いよいよ総力をあげての捜索となったが、政府の後手後手な対応に、家族らの怒りはピークに達しているようだ。

 朴大統領は20日の首席秘書官会議で、政府の対応を含んだ安全管理システムの問題を指摘し、「一点の疑惑も残さず」迅速に捜査をするよう指示したという。それでも世論の怒りの矛先は朴大統領に向かい、統一地方選への影響も懸念されている。taobao代行

2014年4月16日星期三

金銭補償だけでなく、冤罪の検証も重要

―金額だけ見ると、アメリカの事例よりも、かなり高額になりそうだ。

「そうですね。ただ、自由を奪われていた期間からすれば、決して高額とはいえないと思います。

偶然ですが、袴田さんの身柄拘束が始まったのは私が生まれた1966年で、その期間は48年にもなります。仮に、その人生すべての間、身柄を拘束されていたら、どうでしょう。

その補償額として考えると、私は2億円を超える補償を受けても、少ないと感じてしまいます。みなさんは、いかがでしょうか」

――たしかに、人生を奪われた心情を想像すると、2億円でも少ないかもしれない。

「大切なのは、金銭による補償だけではありません。冤罪事件の検証を通じて、二度と冤罪を起こさないようにすることも、国による償いです」

星野弁護士が指摘するように、十分な金銭補償と同時に、冤罪が生じた過程を厳しく検証することが、真の謝罪につながるだろう。タオバオ